>>2 それも確かだが、イランは今叩いておかないといけない国。
個人的にはソレイマニを処分したのは、今後のことを考えると非常に有効だった。
イラン革命防衛隊は正直デカくなりすぎて、中東のバランスを崩す最大のネガティブ要因だった。
フーシ派をあやつりイエメンを陰で支配し、ヒズボラを使ってレバノンでも政治力を伸ばしてる。
内戦に参加してシリアにも拠点を作りつつあり、イラクにはイランシンパを作りまくってスンニ派支配を打倒しそうな勢い。
パレスチナ人にも配下を作ってて、ガサやヨルダン川西岸でも地下で影響力を持ってる。
民兵組織と言いつつも、イラン国内でも様々な利権を屈指し、イラン最大のコングロマリットに成長し、経済を牛耳った。
ソレイマニが生きてれば軍事的経済的にさらに拡大しただろうし、彼自身が増長していつ暴発してもおかしくなかった。
ヘタすればイスラエルやサウジと衝突しかねない状況。
最高宗教指導者のハメネイ師配下なのに、師をも上回る実質権力をソレイマニは持ってた。
だからユダヤも動くわけで、イスラエルが直接手を下せないからアメリカがやった。
スンニ派支配のイスラムはまだどうにかなるが、シーア派が力を伸ばすのは中東を不安定にするだけ。
ソレイマニ殺害は大局で見ると、中東に安定をもたらす。石油に依存する日本にとってもありがたい話。
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