台湾の新型コロナ対策が爆速である理由「閣僚に素人がいない」


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001 2020/05/14(木) 20:20:22 ID:AurSWv3lHs
新型コロナウイルスへの対応の速さで、台湾政府は世界的に評価を高めている。なぜそこまでスピーディなのか。台湾の政府系シンクタンクで
長年顧問を勤めていた藤重太氏は、「日本は論功行賞などで素人でも大臣になってしまうが、台湾はその分野のプロでなければ大臣にはならない。
この政治システムが最大の理由だ」と指摘する??。

事態の悪化に先んじる迅速な決定、次々と打ち出される合理的できめ細やかな措置。厳格な防疫態勢、マスクの配給システムや国民への積極的な
情報公開、さらに中小企業やアーティストへの支援策まで、台湾の新型コロナウイルス禍への対応は今や世界的に評価されている。

それは単に台湾の人口が少なかったり、国土が小さかったり、たまたますごい人物が政権の中枢にいたからではない。「強い政府、機能する行政、
国民を守れる国」の秘密は、台湾という国家の仕組みそれ自体にあった。日本とはどこが違うのか。今回の記事では、その本質に迫りたい。

今回の対コロナ対応で、台湾が迅速に決定を下し、行政が有効に行動できたのは、もちろん蔡英文総統、陳建仁副総統、蘇貞昌行政院長(首相)、
陳時中衛生福利部長(厚労大臣)、唐鳳IT担当大臣など、素晴らしい人材の存在があったことは間違いない。また、2003年に重症急性呼吸器
症候群(SARS)危機を経験した結果、必要な法整備がすでに整えられていたことも、あっぱれと言うほかない。

しかし、こうしたリーダーや法律があったから、台湾は今回の新型コロナウイルス禍に効果的に対応できたのだろうか。あるいは、中国と敵対
していたから厳重な姿勢で取り組めたのだろうか。否、日本では誰も着目しない台湾の政治システムにこそ、強さの秘密があるのではないかと
筆者は考える。

台湾では国民の直接選挙で選ばれる総統が行政院長(首相に相当)を決め、その行政院長が中心となって閣僚を任命する。最大の特徴は、
「大臣」に相当する人々が誰ひとり「国会議員」ではないという事実だ。行政院長や部長・政務委員(大臣)は、立法委員(国会議員)では
ないのだ。

日本では、組閣の際にはどの国会議員が入閣するのかが話題になる。大臣の過半数を国会議員から選ぶことが、憲法で定められているからだ。
民間人から登用されることは、特殊なケースと言っていい。任命の決め手は政権与党の派閥力学や論功行賞。そんな慣習を、日本人の誰もが
当たり前と思い、慣れっこになっている。

しかし、この事実を台湾の政治に詳しい友人に聞いてみたところ、「立法府の人間が行政府を兼任して、どうして正しい監督監査ができるのか」と
逆に質問されてしまった。日本の議院内閣制と、台湾の半大統領制(総統内閣制)をそのまま比較することには無理がある。しかし、日本で
当たり前だと思っていたことが、根底から覆されるひと言だった。「井の中の蛙、大海を知らず」「夏の虫、氷を笑う」とはまさにこのことだ。

(続く)

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002 2020/05/14(木) 20:22:26 ID:AurSWv3lHs
行政府(内閣)は、言うまでもなく国家の行政運営をつかさどるところ。行政府の中に省庁があり、地方行政との連携も含まれる。今回の
新型コロナウイルス禍のような危機の際には、国民の安全と権利を守り、場合によっては国民に果たすべき義務の遂行を求めるといった、
あらゆる「行政活動」の主体となる。

一方の立法府(国会)は、国家管理に必要な法律の制定と、行政院がつくる予算の審議、そして行政活動の監督と会計監査をするところだ。
予算が立法院で通過すれば、行政機関は予算を計画通り遂行する。もし結果が悪ければ、立法院(国会)で厳しく質問監査され、行政責任が
追及される。教科書にも乗っている、当たり前のことだ。

建前上は、日本もそうである。しかし、今回のコロナ“有事”に対する日本の対応をみると、その当たり前が出来ていただろうか。最も重要な
初動の水際対策などでは、少なくとも台湾と大きな差があったことに異論はなかろう。台湾にある国家システムは、行政府が有事においても、
そうした当たり前の事を当たり前に行える仕組みが完成されていたのだ。

では、今回活躍した台湾の優秀な閣僚たちは、どこから来たのだろうか。

対コロナ対応で獅子奮迅の活躍をした台湾の高官の筆頭が、衛生福利部部長(厚労大臣に相当)であり中央伝染病指揮センターの指揮官でもある、
陳時中氏(67)だ。彼は立法委員ではなく、本来の職業は歯科医師である。41歳の時に歯科医師会全国連合会の理事長になり、台湾の歯科治療の
保険制度推進などに尽力。その後、行政院衛生署副署長、総統府国策顧問などを経て、2017年2月に64歳で衛生福利部(厚生労働省)の
部長(大臣)に就任している。民間での活動で能力が認められ、行政府に引き上げられた人材だと言っていい。

https://president.jp/articles/-/3422...

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003 2020/05/14(木) 20:47:24 ID:YEsmCTd.SY
タラレバはいいよ。
今の日本はどうすれば良いの?
選挙制度やり直す?
内閣任命制度変える?
なんもできないよ!
家に閉じこもっているしかない日本!

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004 2020/05/14(木) 20:57:40 ID:mgPoGAWGcA
日本だって大臣を国会議員から選出する必要は全くないんだよねぇ。

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005 2020/05/14(木) 21:03:33 ID:jZQ9XIxFEQ
>>3
教育とNHK(報道)を日本人の手に取り戻すだけでいい
それをやらないから、いつまで経っても変な左巻きが量産される

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006 2020/05/14(木) 21:21:41 ID:1e23oGltpo
誰かコメンテーターも既に言っていたと思うけど、中国が反抗的な台湾への制裁として渡航を制限していた。
つまり観光客(中国から台湾)が減っていたことが台湾の感染者が少ない本質的理由だと。
感染源からの流入が少なければ感染者も少なく対処もしやすい。当然の話だという事だ。

一方日本は春節の観光客を受け入れ、対処に乗り出す前には感染者(潜伏期間)は各地にいた。
この差は大きい。特に北海道、東京、京都などの、中国人に人気の観光地。

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007 2020/05/15(金) 16:36:53 ID:aFUjyqEdZc

・中国と険悪な情勢で、人の往来が極端に少なかった
・武漢で謎の感染症があるらしいから調べろ!と早くにWHOに報告していたが無視された
・中国の差し金でWHOからハブにされた
・お陰でどこよりも早く、情報が定まらない段階で、心置きなく中国人を入国禁止に出来た

世界で最も中国人被爆しなかった国が台湾
世界で最も中国人被爆した国が日本

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008 2020/05/15(金) 17:58:49 ID:YsdbHL7OnU
WHOから悪影響を受けていないこと。

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009 2020/05/17(日) 11:45:48 ID:I7tubU6VKE
日本はテクノクラートが育たない

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010 2020/05/17(日) 12:15:06 ID:/3gXOZVnls
>>9
視野が狭く使えない奴が多いからだよ。
特定分野だけ伸びて、総じて体力バランスの悪い国になってしまう。
海外も同じでハズレばっかりだろ。

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