国連「日本福島、放射線による癌の発病率、高くはない」 2021年03月10日 1

国連が、日本の福島原発事故当時に発生した放射線が、癌の発病率を著しく高めるものではないという従来の立場を再度確認した。

10日（現地時間）、ロイター通信によると、27ヵ国の科学者52人で構成された『原子放射線の影響に関する国連科学委員会』（UNSCEAR）は、福島原発事故発生10年を控え、2014年に作成した最終報告書に2019年末までに出た資料を補強した新しい報告書を公開した。

UNSCEARギリアン・ハース委員長は最終報告書以降「福島住民の間で、放射線被爆に直接的に起因する健康上の悪影響は記録されていない」と明らかにした。

UNSCEARは声明で「一般人に対するアップデートされた（放射線）線量推定値は、我々の以前の推定値と同じか減少した」と伝えた。

UNSCEARは報告書で「したがって委員会は、放射線露出と直接関連した今後の健康上の影響を識別できる程ではないと考えている」と付け加えた。
http://enjoy-japan-korea.com/archives/8229979.htm...

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