この理由だとタイも同じ。軍が政治経済に大変な力を持っている。
スーチー批判する日本の評論家やコメンテーターが
よく引用するのにミャンマー国軍と密接なパイプを持ってるタイの軍人の話というのがある。
タイもミャンマーも現在民主化デモが繰り広げられてる事実を見ればわかるが
両方とも軍は同じ穴の狢で、どっちかが倒れればもう一方も倒れる可能性が強くなる。
だから実際は支え合ってて、相手国の民主派を蹴落とすような情報ばかり流してる。
両国とも経済に軍ががっちり組み込まれていて、莫大な利権と会社を所有してる。
ミャンマーだとGDPの6割以上は軍関係会社が稼いでる。
タイはそこまでいかないが、士官学校に入るのが夢という子供が今でも非常に多く、入試の倍率は高い。
軍のエリート上層部になれば、金持ちになれるのを知ってるから。日本では考えられないけどね。
だから富裕層ほど一族に一人はエリート士官がいる。軍とのコネを持っている方がビジネスに有利だから。
このように他国の軍とは、この東南アジアの両国が違うのを日本人はわかってない人が多い。
ミャンマーはスーチーらの民主派が政権を取っても、あまりにも経済界に浸透してる軍の解体は進まなかった。
軍は自分たちの利権や会社を守るために必死の抵抗をしてる。
デモ隊に銃を向けるのも厭わないのはそのため。
返信する