ミャンマー騒乱を深刻化させた4つの理由――忍びよる内戦の危機


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001 2021/03/29(月) 20:13:26 ID:Hp28uQB0Js
形だけの民主化への不満
第一に、ミャンマーは民主化したはずなのに民主化していなかったことだ。
第二の理由は、この10年「東南アジア最後のフロンティア」ともてはやされたミャンマーで経済が成長しても生活がほとんど改善しなかったことだ。
第三の理由は、先進国が人権や民主主義を強調しながらも圧力に及び腰にならざるを得ないことだ。
そして第四に、「ミャンマーという国が‘あることになっていた’」ことだ。
つまり、これまで「ミャンマー=ビルマ人の国」という一種の神話のもとで迫害されてきた少数民族の問題が、抗議デモの広がりとともに重要性を増しているのである。ミャンマーの人口の約70%はビルマ人が占めるが、その他に135の少数民族がいるといわれる。
このうち、北部カチン州のカチン独立軍、東部山岳地帯のカレン民族同盟などは、1940年代から自治や独立を求めて軍事活動を行ってきた。
この対立の背景には、歴代政府がビルマ人を優遇してきたこと、とりわけ軍事政権時代に少数民族の土地にビルマ人を移住させる「ビルマ化政策」が推し進められてきたことがある。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20210329-0...

画像ソースhttps://www.asahi.com/articles/DA3S14792252.htm...

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002 2021/03/29(月) 20:20:05 ID:Hp28uQB0Js
ミン・アウン・フライン
2021年2月1日の軍事クーデターを起こした張本人
民主化には基本的に前向きな姿勢を示しているが、未だ抵抗を続ける武装組織の鎮圧など国内の治安向上と秩序の維持が不可欠であるとし、「政党政治への偏重は国を不安定にする。ゆとりあるペースの改革が適切な発展をもたらす」と「規律ある民主国家」のためには軍の影響力を維持する方針を続けており、憲法改正をはじめとする早急な民主化の進展には消極的である。

とりわけ、日本との接近が大きい。2013年1月3日、ミャンマーを訪問した麻生太郎副総理および笹川陽平日本財団会長と会見。2014年9月23日には、同年5月の岩崎茂統合幕僚長(当時)の訪問への返礼として公式訪日。菅義偉内閣官房長官、岩崎統合幕僚長と会見した。

ロヒンギャの存在を認めておらず、バングラデシュからの不法移民、「ベンガル人」と認識している。2017年9月1日、ロヒンギャの武装勢力「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)の「掃討作戦」に際して、「ラカイン州で1942年の危機を再び起こさせはしない」と主張した。これは、太平洋戦争(大東亜戦争)におけるビルマの戦いで、「ベンガル人」はイギリスに味方し、ビルマ(当時)独立を妨げた裏切り者という意味の発言である。

小柄な体格で丸い縁なし眼鏡を掛けていることが多く、軍の司令官というよりは事務員を思わせる風貌である。また、フェイスブックを愛用しているほか、仏教寺院への寄付を重ねるなど、軍人らしさを感じさせない一面を有する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%...

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003 2021/03/29(月) 21:02:55 ID:AinmLb5mf.
004 2021/03/29(月) 22:49:41 ID:eSNyJh3Mz6
イギリスって支配下から解除する時、いつも無責任、数年後いつも紛争発生

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005 2021/03/30(火) 01:11:42 ID:9Neh9TnHw2
早すぎる民主化は アラブの春⇒ISIL みたいに失敗するからな

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006 2021/03/30(火) 13:37:45 ID:VNV8LQI8N.
軍が極端に悪るいように報道する姿勢には違和感しかない
スーチーも大概な奴やろ

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007 2021/03/30(火) 15:15:01 ID:s6DiLyuSBs
表向きの理由なんて全部嘘でしょうが。
お薬とか例の島の関係者が原因でしょ。

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008 2021/03/31(水) 02:16:01 ID:rE8xOCK53s
こういうこと

ミャンマー国軍、中国の支援で権力維持
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210205/mcb210205060...

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009 2021/03/31(水) 07:04:34 ID:GohhvNb19E
この理由だとタイも同じ。軍が政治経済に大変な力を持っている。
スーチー批判する日本の評論家やコメンテーターが
よく引用するのにミャンマー国軍と密接なパイプを持ってるタイの軍人の話というのがある。
タイもミャンマーも現在民主化デモが繰り広げられてる事実を見ればわかるが
両方とも軍は同じ穴の狢で、どっちかが倒れればもう一方も倒れる可能性が強くなる。
だから実際は支え合ってて、相手国の民主派を蹴落とすような情報ばかり流してる。
両国とも経済に軍ががっちり組み込まれていて、莫大な利権と会社を所有してる。
ミャンマーだとGDPの6割以上は軍関係会社が稼いでる。
タイはそこまでいかないが、士官学校に入るのが夢という子供が今でも非常に多く、入試の倍率は高い。
軍のエリート上層部になれば、金持ちになれるのを知ってるから。日本では考えられないけどね。
だから富裕層ほど一族に一人はエリート士官がいる。軍とのコネを持っている方がビジネスに有利だから。
このように他国の軍とは、この東南アジアの両国が違うのを日本人はわかってない人が多い。
ミャンマーはスーチーらの民主派が政権を取っても、あまりにも経済界に浸透してる軍の解体は進まなかった。
軍は自分たちの利権や会社を守るために必死の抵抗をしてる。
デモ隊に銃を向けるのも厭わないのはそのため。

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010 2021/03/31(水) 07:47:10 ID:Sosj4akvmE
長年軟禁されて外の情報から遮断された時代遅れの人を先頭に改革進めようとしたのがそもそもの間違い。
せいぜい象徴ていどにしておくべきだった。

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011 2021/03/31(水) 13:18:38 ID:GohhvNb19E
>>10
軟禁といっても外との連絡は取れてる。
有名な門前での集会が毎週あったように外と完全に遮断されていたわけではなかった。
それ以前に、ミャンマー自体が軍政下で40年くらい鎖国してて、全く国際関係がない時代が続いた。
スーチーが表舞台に出てきて一次的に開かれたりしたが、
近年はともかく、この前まで世界有数の最貧国に数えられる国だった。
その中で軍はインフラから何まで全てを自分たちの手中におさめていった。
経済的にはダメだが、
イデオロギーとカリスマ性の部分で唯一対抗できる勢力がスーチーを担いだグループだっただけ。

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