米、欧州に天然ガスを送ってくれるという日本に「感謝」

米政府が最近、ウクライナ事態で天然ガスが不足している欧州に、天然ガスを送るとした日本に感謝の意を表明した。米国は外交の扉を開いているが、ロシアがいつでもウクライナを攻撃しかねないという従来の立場を再確認した。

米ホワイトハウスは16日（現地時間）の発表で、ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官がこの日、日本の秋葉剛男国家安全保障局長と電話で話したと明らかにした。

サリバンは、日本が最近、液化天然ガス（LNG）輸入量の一部を欧州諸国に流通することを決めたことに対して、秋葉に感謝の意を表明し、ロシアがウクライナを侵攻する場合、国際社会の断固たる対応が必要だと強調したという。

国際的に最も迅速にエコエネルギーへの転換に乗り出した欧州連合（EU）は現在、世界3位の液化天然ガス（LNG）輸入国であり、暖房や発電などの主要産業を天然ガスに頼っている。

EUは現在、ロシアとの紛争によりLNGの陸上輸入が難しい状況であり、アジアからのLNG輸入に頼らざるを得ないのが現状だ。欧州は天然ガスの約40%をロシアに依存している。

これにより、米国はロシアが欧州へのガス供給を減らしたり、中断する状況に備え、天然ガスを確保する目的で、日本や韓国、インドなどと接触した。

これに先立ち、日本の各メディアは9日の報道で、日本政府が確保したLNGのうち、必要な物量の他、一部を欧州に流通することを決めた」と伝えた。韓国は、国内の需給事情を理由に、事実上、難しいかもしれないという意思を伝達したという。
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/59028763....

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