来年末まで交戦長期化、最終的なロシア勝利を指摘の報道も 英首相「現実的にある」…

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから、２４日で２か月となる。露軍は、当初「完全制圧」の目標としてきた東部のドネツク、ルハンスク（ルガンスク）両州だけでなく、南部の制圧を目指す動きもみせており、侵攻が長期化するとの見通しも出てきた。

　南部オデーサ（オデッサ）の市当局は２３日、ＳＮＳで、軍事施設とアパート２棟がミサイル攻撃を受けたと発表し、ウクライナの大統領府長官によると、子供を含む５人が死亡し、１８人が負傷した。英ＢＢＣなどによると、ウクライナ軍幹部は、黒海で露軍の少なくとも４隻の潜水艦がミサイル攻撃を行っていると語った。

　露軍幹部は２２日、オデーサやミコライウなど黒海に面した南部の完全制圧を目指す方針を明かしていた。戦線再拡大を示唆する一方、プーチン露政権が５月９日の旧ソ連による対独戦勝記念日を侵攻の一定の区切りにするとの見方も出ている。

　英国のジョンソン首相は２２日、訪問先のインドでの記者会見で、来年まで交戦が続き、最終的にロシアが勝つ可能性を問われ「現実的にある」と述べた。英紙ザ・タイムズは２２日、欧米諸国の当局者が同様の見解を示したと報じ
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220423-OYT1T50236...

返信する