6/1(水) 4:00配信
インドのビハール州在住の35歳の女性が5月27日、地方自治体に「奇形で生まれた娘に手術を受けさせてあげたい。
どうかサポートして欲しい」と訴えたところ、インドで活躍する俳優がいち早く応えて話題となっている。
『Times of India』などが嬉しいニュースを伝えた。
ビハール州ナワダ地区の村ヘムダに住むウシャ・デヴィさん(Usha Devi、35)と夫バサント・パースワーンさん
(Basant Paswan、40)の間に今から2年半前、腹部から余分な手2本、脚2本が生えた女児が誕生した。地元の
病院は女児を“スパイダー・ガール”と揶揄したそうだが、2017年に誕生した第2子も左脚が90度内側に曲がった奇形で、
夫妻のショックは相当なものだった。
実はバサントさんは1992年、農作業中にトラクターから落下して骨盤を骨折し、医療費の支払いなどで生活は楽ではない。
またウシャさんは4歳でポリオに罹り、右手の震えが止まらない状態で、女児の誕生で一家5人のうち4人が障がい者と
なったのだった。
そんな夫妻は5月27日、ナワダ地区の自治体に「今のままでは娘の生活の質を上げるのが難しい。どうか助けて欲しい」
と訴えたところ、ウシャさんと女児の様子を捉えた動画がTwitterで拡散した。
動画の女児は足元はおぼつかないものの何とか歩いており、本来あるべき手2本と脚2本は機能しているようだ。
ただ腹部にはU字を反対にしたような手2本と、折れ曲がったような脚2本がぶら下がっており、「できるだけ早く
手術を受けさせたい」という親の気持ちはよく分かる。
そして夫妻の訴えにいち早く応えたのが、インドの俳優でフィランソロピー(社会貢献活動)を実践する
ソーヌー・スードさん(Sonu Sood、48)で、動画が投稿された翌日、女児の医療費のほか、夫妻が住む
地区に学校と病院を建設する費用の負担を約束した。
女児はすでに医師の診察を受けており、ソーヌーさんはTwitterで「緊張しないで! もう治療は始まっているよ。
みなさん祈りを捧げてください」とツイートした。ソーヌーさんはこれまでにも、障がいのある子供たちや貧困
で医療費の支払いができない人々らのサポートを何度も行っており、SNSには彼の活動や人間性を称賛する声が
多数あがっている。
画像は『The Mirror 2022年5月29日付「‘Spider girl’ 2 has two extra arms and legs sticking out of her waist」
(Image: Jam Press Vid/Rare Shot News)』『India Today 2022年5月29日付「Bihar girl born with 4 arms
and legs undergoes surgery thanks to Sonu Sood. Viral tweet」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
https://article.yahoo.co.jp/detail/c399513e55f37cb38e24a3d...
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