キルギス、ロシアに支援要請 タジクとの国境紛争で
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【10月18日 AFP】中央アジア・キルギスのサディル・ジャパロフ大統領が、プーチン大統領に対し、隣国タジキスタンとの国境紛争解決に向け支援を要請した。キルギスの国営ラジオが17日、伝えた。国家安全保障会議のマラット・イマンクロフ副議長は、キルギス、タジキスタン両国間での問題解決は難しいと説明。「大統領はプーチン氏に支援を訴えた」と語った。両国ともに旧ソ連構成国で、970キロにわたって国境を接している。ソ連崩壊以降、その一部をめぐり係争が続いており、軍事衝突も頻発している。
先月にも国境沿いのキルギス南部バトケン(Batken)州で衝突があり、両国の治安当局によると100人近くが死亡した。
イマンクロフ氏は、旧ソ連崩壊時に国境が画定されなかったことが原因だと指摘。「ソ連の継承国はロシアであり、当時の文書や地図はモスクワで保管されている」と述べた。
タジキスタンとキルギスは共に、ロシアが主導する集団安全保障条約機構(CSTO)に加盟している。プーチン氏は13日に行われたCSTO会合の際、両国首脳と会談。ロシアは「仲介の役割を果たすふりはしない」とした上でイカs-ス
https://www.afpbb.com/articles/-/342946...
先月にも国境沿いのキルギス南部バトケン(Batken)州で衝突があり、両国の治安当局によると100人近くが死亡した。
イマンクロフ氏は、旧ソ連崩壊時に国境が画定されなかったことが原因だと指摘。「ソ連の継承国はロシアであり、当時の文書や地図はモスクワで保管されている」と述べた。
タジキスタンとキルギスは共に、ロシアが主導する集団安全保障条約機構(CSTO)に加盟している。プーチン氏は13日に行われたCSTO会合の際、両国首脳と会談。ロシアは「仲介の役割を果たすふりはしない」とした上でイカs-ス
https://www.afpbb.com/articles/-/342946...
大宛 は、紀元前2世紀頃より中央アジアのフェルガナ地方に存在したアーリア系民族の国家。大宛とは固有名詞を漢字に転写したものではなく、広大なオアシスという意味。紀元前129年頃に前漢の張騫が訪れるまで、この地(フェルガナ)は史上に知られていなかった。それは、紀元前6世紀以降のアケメネス朝にしてもアレクサンドロス3世(大王)にしても、ヤクサルテス川(シル・ダリア)を越えてこの地にまで踏み込むことがなかったためであり、ましてや中華王朝がこの地に進出することがなかったためである。しかしながら考古学上、紀元前2千年代からこの地には青銅器時代を迎えた定住民が暮らしており、文化的には生命樹やジッグラトといったメソポタミア文明の影響を受けていたことがわかっている。やがて、この地にイラン系の人々(いわゆるアーリア人やサカ人)が南下して移住することとなり、大宛建国に至る。
フェルガナはその後、遊牧国家の突厥に支配され、次第にトルコ化する。9世紀にはトルコ系のカラ=ハン朝がパミール高原の東側から侵出し、この地からさらに西トルキスタンにも支配を及ぼし、同時にイスラーム教を受容した。その後、カラ=キタイ、モンゴル帝国のチャガタイ=ハン国、ティムール帝国と諸王朝の支配を受けた後、ウズベク人が東方から侵入した。
西トルキスタン
ブハラ=ハン国・ヒヴァ=ハン国・コーカンド=ハン国 のウズベク族の3ハン国は領地をめぐって激しく争い、さらに北方からはカザフ人、キルギス、オイラートなどが、南方からはイラン人の侵出を受けて不安定な情勢が続いた。
クリミア戦争に敗北したロシアは、南下政策の鉾先を転じて、中央アジア進出を開始し、トルキスタン征服に乗り出した。1867年、ロシアによって滅ぼされ、以後ロシアのトルキスタン総督府の支配を受ける植民地となった。ソ連時代にはウズベク、キルギス、タジクの各共和国に分けられ、現在も複雑に国境線が引かれており、フェルガナの中心部はウズベキスタン共和国の東端に属している。
タジク人 は、タジキスタン、アフガニスタンを中心に居住するイラン系民族。元アーリア人
フェルガナはその後、遊牧国家の突厥に支配され、次第にトルコ化する。9世紀にはトルコ系のカラ=ハン朝がパミール高原の東側から侵出し、この地からさらに西トルキスタンにも支配を及ぼし、同時にイスラーム教を受容した。その後、カラ=キタイ、モンゴル帝国のチャガタイ=ハン国、ティムール帝国と諸王朝の支配を受けた後、ウズベク人が東方から侵入した。
西トルキスタン
ブハラ=ハン国・ヒヴァ=ハン国・コーカンド=ハン国 のウズベク族の3ハン国は領地をめぐって激しく争い、さらに北方からはカザフ人、キルギス、オイラートなどが、南方からはイラン人の侵出を受けて不安定な情勢が続いた。
クリミア戦争に敗北したロシアは、南下政策の鉾先を転じて、中央アジア進出を開始し、トルキスタン征服に乗り出した。1867年、ロシアによって滅ぼされ、以後ロシアのトルキスタン総督府の支配を受ける植民地となった。ソ連時代にはウズベク、キルギス、タジクの各共和国に分けられ、現在も複雑に国境線が引かれており、フェルガナの中心部はウズベキスタン共和国の東端に属している。
タジク人 は、タジキスタン、アフガニスタンを中心に居住するイラン系民族。元アーリア人
19世紀後半にロシア帝国によって併合もしくは保護国化されたこの地方のムスリム定住民を、ロシア人は言語に関係なくサルトと呼んだ。
また、男系はチンギス・ハーンの子孫(チンギス統原理)で、女系は預言者ムハンマドの子孫(サイイド)という点も共通する(ただし、コーカンド・ハン国のみチンギス・ハーンの血を引かないミング部族の出身とされる)。
ウズベキスタンは南キルギスを経済的・政治的に掌握
カザフスタンとキルギスの二国間関係は非常に強固であり、キルギス人とカザフ人は言語、文化、宗教など非常に共通点が多い。
国連麻薬犯罪局は、キルギスタンのオシュ、タジキスタンのムルガブ、ウズベキスタンのアンディジャンを結ぶ“オシュの結節点”に言及しているが、
2009年には世界で流通しているアヘンの94%がアフガニスタン産となっていて、アヘンからヘロインを精製し、タジキスタンを経由して、オシュからウズベキスタン、カザフスタン、ロシア、その先のヨーロッパに供給されている。
>ウズベキスタンやタジキスタンは、人口の大部分がオアシス農耕民族によって占められている。そこでは、マハッラやジャモアトのような地域コミュニティが形成され、その中で人々は相互扶助や水利用権などを共有することで、自身の地域コミュニティに対する愛郷心や共同意識を培ってきた。これに対し、定住文化による自己アイデンティティではなく、部族制度による自己アイデンティティが形成されているのが、遊牧民族であるカザフ民族、キルギス民族、そしてトルクメンの人々である
#露助の分割統治の結果だな。
また、男系はチンギス・ハーンの子孫(チンギス統原理)で、女系は預言者ムハンマドの子孫(サイイド)という点も共通する(ただし、コーカンド・ハン国のみチンギス・ハーンの血を引かないミング部族の出身とされる)。
ウズベキスタンは南キルギスを経済的・政治的に掌握
カザフスタンとキルギスの二国間関係は非常に強固であり、キルギス人とカザフ人は言語、文化、宗教など非常に共通点が多い。
国連麻薬犯罪局は、キルギスタンのオシュ、タジキスタンのムルガブ、ウズベキスタンのアンディジャンを結ぶ“オシュの結節点”に言及しているが、
2009年には世界で流通しているアヘンの94%がアフガニスタン産となっていて、アヘンからヘロインを精製し、タジキスタンを経由して、オシュからウズベキスタン、カザフスタン、ロシア、その先のヨーロッパに供給されている。
>ウズベキスタンやタジキスタンは、人口の大部分がオアシス農耕民族によって占められている。そこでは、マハッラやジャモアトのような地域コミュニティが形成され、その中で人々は相互扶助や水利用権などを共有することで、自身の地域コミュニティに対する愛郷心や共同意識を培ってきた。これに対し、定住文化による自己アイデンティティではなく、部族制度による自己アイデンティティが形成されているのが、遊牧民族であるカザフ民族、キルギス民族、そしてトルクメンの人々である
#露助の分割統治の結果だな。
>中ソ国境紛争の珍宝島事件解決策として、「タジキスタン東部のパミール高原の一部を中華人民共和国領とすること」で合意
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%EF%BC%...
海外からの要求に応える形でタジキスタン政府は薬物根絶運動を展開し、不法な大麻やアヘンの製造を制限、その結果1998年にはわずかな量しか製造されなくなった。
それでもタジキスタンは薬物の密輸においてアフガニスタンとロシアをつなぐ重要な拠点となっており、ロシアから国際列車等でつながっているヨーロッパ諸国にとっては、タジキスタンの国境を監視することが重要な関心事項となっている。中央アジアで押収される量の約80%はタジキスタンで押収されており、これは世界で押収される鎮痛剤(ヘロインなど)の3分の1にあたる量であり、タジキスタンは、世界の麻薬流通を抑える上で重要な役割を担っている。
タジキスタンはウズベキスタンとも領土問題を抱えており、国境再策定のための交渉を始めている。しかし、曖昧な国境線故に管理が難しい国境沿いには地雷が埋設され、逆説的ではあるが麻薬の密輸を防ぐ上で地雷が重要な役目を果たしている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%EF%BC%...
海外からの要求に応える形でタジキスタン政府は薬物根絶運動を展開し、不法な大麻やアヘンの製造を制限、その結果1998年にはわずかな量しか製造されなくなった。
それでもタジキスタンは薬物の密輸においてアフガニスタンとロシアをつなぐ重要な拠点となっており、ロシアから国際列車等でつながっているヨーロッパ諸国にとっては、タジキスタンの国境を監視することが重要な関心事項となっている。中央アジアで押収される量の約80%はタジキスタンで押収されており、これは世界で押収される鎮痛剤(ヘロインなど)の3分の1にあたる量であり、タジキスタンは、世界の麻薬流通を抑える上で重要な役割を担っている。
タジキスタンはウズベキスタンとも領土問題を抱えており、国境再策定のための交渉を始めている。しかし、曖昧な国境線故に管理が難しい国境沿いには地雷が埋設され、逆説的ではあるが麻薬の密輸を防ぐ上で地雷が重要な役目を果たしている。
高麗人(コリョサラム)
スターリンは、沿海州に居住する高麗人住民が日本のためにスパイ活動を行なっていると考えるようになり粛清とともに
1937年10月25日までに沿海州に居住していた36,442家族171,781人の高麗人が、対日協力の疑いで中央アジアに集団追放された
現在の主な居住地は、ロシアをはじめとしてウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、キルギス、ウクライナなどで、約50万名の高麗人が中央アジアを中心に居住しており・・・
マルコフチャ
とは、中央アジアで食される辛味のあるニンジンのマリネサラダであり、キムチの一種
強制移住した高麗人はキムチの材料が入れられなかったため、代用として中央アジアの原産のニンジンを用いた。旧ソ連領内の殆どのカフェテリアでだされたり、多くのスーパーマーケットで販売されたり、前菜や夕食の副菜、休日のご馳走として食されたりと、旧ソ連構成諸国では受容されている。
写真はトルクメニスタン・トルクチカバザールで売られているマルコフチャ
スターリンは、沿海州に居住する高麗人住民が日本のためにスパイ活動を行なっていると考えるようになり粛清とともに
1937年10月25日までに沿海州に居住していた36,442家族171,781人の高麗人が、対日協力の疑いで中央アジアに集団追放された
現在の主な居住地は、ロシアをはじめとしてウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、キルギス、ウクライナなどで、約50万名の高麗人が中央アジアを中心に居住しており・・・
マルコフチャ
とは、中央アジアで食される辛味のあるニンジンのマリネサラダであり、キムチの一種
強制移住した高麗人はキムチの材料が入れられなかったため、代用として中央アジアの原産のニンジンを用いた。旧ソ連領内の殆どのカフェテリアでだされたり、多くのスーパーマーケットで販売されたり、前菜や夕食の副菜、休日のご馳走として食されたりと、旧ソ連構成諸国では受容されている。
写真はトルクメニスタン・トルクチカバザールで売られているマルコフチャ
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