「最近フランスで韓国料理店を訪れる人が増加しています。韓国ギョーザをマートのプライベートブランド(PB)商品に
して売れば需要があると予想し発売を検討中です」。
24日にオランダのアムステルダムで開かれた国際プライベートラベル(PL)見本市。韓国の食品メーカー、シアスのブ
ースで会ったフランスの大型量販店ルクレールのバイヤーは焼き上がったばかりのエビギョーザを味わった後このように話
した。彼はビビンバやバーベキューなどで有名になった韓国食品の成長可能性は高いと話した。シアスのチェ・ジンチョル
代表は「2021年にフランスに冷凍ごはん、チャプチェ、ギョーザなどを生産できる設備を備えた。欧州でギョーザがよ
く売れ、今回の見本市でもハラペニョを入れたピリ辛のチャプチェギョーザの反応が良い」と話した。
国際PL見本市はPL製造会社協会(PLMA)の主催で、世界の流通・製造業者が新しい商品を発掘し市場トレンドをチ
ェックする世界最大のPB商品行事だ。今年は125カ国から2600社が参加した。23~24日の2日間で合計3万人
が訪れた。
会場では各国のバイヤーがキャリアを引きながら多くのブースを見て回った。良さそうな商品を見つければその場でサンプ
ルをもらうためだ。全体の3分の2を占める食品ブースでは菓子、チョコレート、ヨーグルト、コーヒー、チーズなど多
様な食品を試食できた。バイヤーは商品を説明するメーカーのスタッフらと名刺を交換し、ブースに座って即席商談を進め
た。通常は取引を始めるために数カ月間電子メールをやりとりしなければならない過程を短縮したのだ。
今年はプロテインバー、ビーガン食品などの健康食とアジア食品ブースが人気を呼んだ。チェコから来たキムチ製造業者関
係者は「欧州でキムチは健康食品という認識が大きくなった。ビールを飲んでキムチをつまみに食べたりもする」と話した。
最近欧州では韓国食品の人気が急上昇している。PLMAリテール本部長のレオニク・ホワイト氏は「昨年よりアジアの食
品メーカーが大きく増えた。欧州の消費者の間で辛い食べ物に対する関心が大きくなり、特に韓国式の辛味にはまった人が
多くなった」と説明した。続けて「ソーシャルメディアで韓国文化とドラマに触れた欧州の若い世代がコチュジャンのよう
な材料を買って家で肉を炒めて食べる」と付け加えた。
メーカーが作った商品に流通業者が独自開発した商標を付けて販売するPBは欧州ではすでに定着している。流通過程を減
らして価格が安いのが最大の長所だ。市場調査機関ニールセンIQによると、昨年の欧州の食品市場でPB商品は37%を
占めた。スイスはPBのシェアが51.6%と半分を超え最も高く、続いてオランダが44.0%、スペインが43.3%、
英国が42.7%の順だった。
韓国の大型マートもPB拡大に集中している。ロッテマートは今回の見本市で韓国のマートで唯一自社ブランドの多様な商
品を展示した。国際品評会のモンドセレクションで金賞と銀賞を受賞した即席めん……続く
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6943d60dcd0f9b697bb0...
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