大量の使い捨て衣料(ファストファッション)の墓場 ガーナ
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006 2023/07/11(火) 23:42:20 ID:OCoOlrlQis
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日本では、着られなくなった服の6割ほどがごみとして国内で処分されますが、売れ残った服や寄付に出された古着などの一部が輸出に回り、2015年には24万トンの古着が日本から輸出されました。日本以外にもアメリカやドイツ、イギリスといった先進国などから輸出され、パキスタンやインド、マレーシアが多く輸入しています。
そこで買い取り手がなかった場合、さらに別の国に輸出されることになり、最終的に誰にも買われなかった衣服がチリのような場所に集まるとみられています。こうした“衣服の墓場”とも言えるような場所はチリだけでなく、西アフリカのガーナなど世界各地にあるということです。
こうした中、古着を大量に受け入れている途上国からは反発の動きも出ています。タンザニアやウガンダなどで作る「東アフリカ共同体」は2016年、地域の産業を保護するため、外国からの古着の輸入を禁止することで合意しました。しかし、これに待ったをかけたのが古着の輸出大国のアメリカでした。アメリカの古着の業界団体が「輸出できなくなれば経済的な損失が大きいほか、アメリカで廃棄されればアメリカ国内の環境が損なわれる」と猛反発したのです。結局、超大国アメリカからの圧力を受けた東アフリカ共同体は輸入禁止を断念。衣服が先進国から途上国に流れ着く構図はいまも続いています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220218/k1001348659...
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