ブラジル南東部リオデジャネイロ州ノバフリブルゴで今月16日、スクールバスに乗っていた少女(13)が道路脇の柱
に頭をぶつけ死亡していたことが明らかになった。少女は走行中のバスの窓から頭を出し、クラスメートに手を振ってい
たという。悲劇の事故を米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。
リオデジャネイロ近郊在住で「プロフェッサー・カルロス・コルテス・ステート・カレッジ(Professor Carlos Côr
tes State College)」に通学していたフェルナンダ・パシェコ・フェハスさん(Fernanda Pacheco Ferraz、
13)が16日、授業を終えてスクールバスに乗車後、間もなく死亡した。
フェルナンダさんは事故当時、バスの左側最後列の窓から頭を出し、歩道に立っていたクラスメートに手を振り別れを告げ
ていたそうで、コンクリートの柱に頭が激突したという。
その直後、乗車していた生徒が大声で叫んだことでバスは急停止しており、フェルナンダさんは駆けつけた救急隊によりそ
の場で死亡が確認された。
スクールバスを運行しているバス会社によると、運転手は同コースの運転を任されて13年以上になるベテランで、事故につ
いてこのように話したという。
「現場は片側1車線(日本と逆の右側通行)にもかかわらず、非常に狭い通りだった。当時は道路右側に複数の車が駐車中
で、それらを避けようとハンドルを切ったところ事故が起きた。」
なおバス会社は、今回の事故について「予期できなかった悲劇的な出来事であり、非常に悔やまれる」と声明を発表し、当
局の調べに対し全面的に協力する姿勢をみせているそうだ。
一方でリオデジャネイロ州の教育局は事故後、被害者に哀悼の意を表すとともに、2日間喪に服し、フェルナンダさんが通
学していた学校を20日まで臨時休校にすることを発表した。
フェルナンダさんの葬儀は17日に行われており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「スクールバスや公共のバスには『窓から手、頭、体を出さないで下さい』と必ず書いてあるはずだし、小さい頃から何度
も言い聞かせておくべきこと。13歳ならそのくらいのことは分かっていたはずだろうに。残念だ。」
「これは家族にとっても、事故を目撃した生徒にとってもトラウマになるだろう。」
「スクールバスの窓は、運転手によってしか開けられないようにするなどの対策を取るべきだ。」
「これは悲劇だね。」
「なんて悲しい事故だろう。」
「安らかに。」
https://article.yahoo.co.jp/detail/f5bc72074e0a68d148ed5d8...
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