中国最大の半導体メーカーSMIC、第3四半期の利益80％減

中国最大のチップメーカーSMICは木曜日、世界的な需要の低迷がファウンドリーに大きな打撃を与え、第3四半期の利益が80％減少したと発表した。

同社の数字によると、9月終了四半期の純利益は前年同期比で80％急落し、2019年第2四半期に計上された64％の落ち込みよりも大きくなった。

SMIC（セミコンダクター・マニュファクチャリング・インターナショナル社）の第3四半期の売上高は、前年同期比15％減の16.2億ドルであった。同期の純利益は9,398万ドルで、アナリスト予想の1億6,510万ドルを大きく下回った。（英語）
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中国ファーウェイが米の制裁（14nmで足止めするのが目的。米国企業で7nmを作れるのはintelのみ）で台湾TSMC（現在は3nmを製造）からプロセッサを調達できなくなり、代替の供給元になったのが中国SMIC。

SMICは、なんやかやで7nmのプロセッサを作れるようになってしまい、ファーウェイのスマホはこれを搭載することでまたシェアを盛り返そうかというところ。（ファーウェイの10月の出荷台数は前年比83％増）

糞生意気に5nmのプロセッサももうじき出来そうとかで、3nmを製造している台湾TSMCからは5年ほど遅れてはいるものの、大手ファーウェイのプロセッサを一手に受注していることから、ファーウェイの復調に合わせてSMICも売り上げを伸ばしていくんじゃね？

かつて世界を席巻していた日の丸半導体は…一言でいうと「圏外」。

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