ガス栓を閉めて欧州を凍らせるつもりが自分が凍ったロシアの誤算
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001 2024/01/14(日) 12:16:33 ID:xsfYnULyXA
1月4日に、モスクワ中心部から約50キロ南に位置するポドルスク市のクリモフスク特殊弾薬工場で暖房用のパイプが破裂した。その結果、モスクワ地域だけでも数万人の家庭で暖房が使えなくなったと報じられている。
ロシアは年明けから、場所によっては平均気温を15度も下回る異常な寒気に襲われており、モスクワだけでなく、ロストフ、サンクトペテルブルク、ボルゴグラード、ボロネジなど多くの都市が長時間の停電に見舞われている。氷点下の気温と格闘しながら、その過酷さを動画でアピールする住民もいる。
「ヨーロッパを凍らせると宣言したロシアが、今は自分で凍っている。公益各社の事故は構造的な問題で、ロシア当局は対処できずにいる」と、ウクライナ内務省顧問のアントン・ゲラシチェンコは8日、X(旧ツイッター)で述べた。
ゲラシチェンコはXで、ウクライナへの本格的な侵攻が始まった2022年以降、プーチンをはじめとするロシア当局者らが、エネルギー供給を停止してヨーロッパを「凍らせる」と脅してきたことに言及した。
「自分たちの領土的野心が満たされなければ、西側諸国へのガスを遮断するという脅しだ」
ゲラシチェンコは、2022年9月にロシアのエネルギー大手ガスプロムが西側を愚弄する動画を公開したことにも触れた。
「ガスプロムは『そしてこの冬は長くなる』という曲の動画を公開した。ガスプロムの文字が入った制服を着た男がガス栓を閉め、その後ヨーロッパに『氷河期』が来るという内容だ」
「ところが、現実に凍えているのはロシア人だ」とゲラシチェンコは付け加えた。
7日には、ロシア第二の都市サンクトペテルブルクの2つのショッピングモールが、照明と暖房ができず閉店を余儀なくされたと、地元のニュースメディア「78.ru」が報じた。マイナス25度の寒気のなか、市内の多くの家屋で電気、水、暖房が何日も使えない状態が続いている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c95c95089a100ea1b1975...
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