リベラルがドイツの若者の票を取り戻すにはもう遅すぎるのか?


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001 2024/06/04(火) 22:03:32 ID:g5iDELsS.2
わずか5年前、ヨーロッパの若者たちの支持を集めたドイツの環境政党『緑の党』は2019年の欧州議会選挙で議席数を大幅に拡大、「ドイツキリスト教民主同盟(CDU)」とともにドイツにおける二大政党の一つである「ドイツ社会民主党(SPD)」の議席を抜いて第二党となった。

しかし今年の世論調査では多くの若者が進歩派に背を向け極右を支持し始めたことが示されており、6月6~9日に行われる2024年欧州議会選挙ではかつては支持基盤だった若者が緑の党や左派政党にとって悪夢に変わる可能性がある。

4月に発表された世論調査によると極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が14歳から29歳の有権者の間で最も人気となり、2022年と比べて2倍の支持を得て緑の党を上回った。

若者の間で難民の流入、インフレ、高齢者の貧困といった問題に対する懸念が日に日に強まっており、これらのテーマを取り上げる右派ポピュリストに人気が集まっている。

極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は昨年ヘッセン州で行われたドイツ州議会選挙で前回より8ポイント多く票を獲得、その時すでに18歳から24歳の有権者から2番目に多く支持を受けた政党となっていた。

ドイツの公共政策大学院Hertie School in Berlinのクラウス・フレルマン教授によると若者は未来への不安と無力感を強く感じており、ナショナリスト/極右/ポピュリストに傾く傾向が加速しているという。

若者の右傾化はドイツだけの現象ではない。フランスの極右「国民戦線」のマリーヌ・ル・ペン、イタリアの極右「イタリアの同胞」のジョージア・メローニ、オランダの極右「自由党」のヘルト・ウィルダースなどヨーロッパ各地で右派ポピュリストが若い有権者の支持を集めており、それが選挙結果にも現れ始めている。(英語)
https://euobserver.com/eu-elections/ar061eadc...

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