車両不足のロシア軍、鹵獲したオランダ製APCも活用 歩兵車両4割減
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001 2024/08/28(水) 21:00:10 ID:UX6EQvczQA
生産開始から35年後、オランダ陸軍で運用されていた最後のYPR-765が退役した。その約10年後、オランダはロシアの全面侵攻を受けたウクライナの戦争努力のために、余剰になっていたYPR-765の供与を表明した。これまでにウクライナ側に引き渡したか供与を表明した数は269両にのぼる。
ロシアがウクライナに対する戦争を拡大してから2年半の間に、ロシア軍はウクライナ軍のYPR-765を少なくとも5両鹵獲(ろかく)した。そしてその1両を23日かその少し前、ウクライナ東部ドネツク州の前線に投入した。
ウクライナ軍はこのYPR-765を攻撃し、炎上させ、ロシア軍の人員少なくとも2人を死亡させた。攻撃による無惨な結果はウクライナ軍のドローン(無人機)によって上空から撮影されている。
数奇な運命たどってロシア軍の手に渡ったYPR-765は、3年目に入るこの戦争の最も重要な動向のひとつの傍証とみることもできるだろう。ロシア軍で進む装甲車両の不足である。ロシア軍が、50年近く前に開発されたオランダ製の鹵獲車両を再利用せざるを得なかったのには、それなりに理由があるはずだ。
ロシアがウクライナに対する戦争を拡大した2022年2月の時点で、ロシア軍は主要な歩兵運搬・支援車両である装甲兵員輸送車と歩兵戦闘車(IFV)を合計で1万1000両ほど配備していた。
戦争が長期化するにつれて、ロシア軍の歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車の不足はますます深刻になってきている。ロシア軍はこれまでに、歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車、その類いに6500両を超える損害(撃破や損傷、遺棄、鹵獲)を出している。
損失分の補いや新たな部隊への配備分として、ロシアの産業界はこうした歩兵用車両を2000~3000両ほど新造した可能性があるほか、最大7000両を屋外の長期保管施設から引き出した。
だが、そうした保管施設もここへきて空きが目立ってきている。OSINT(オープンソース・インテリジェンス)アナリストらの衛星画像分析によると、2024年半ば時点で、BTR-60/70/80装輪装甲兵員輸送車の在庫は2021年時点と比べ3割減り、BMP装軌歩兵戦闘車の在庫は4割近く減った。MT-LB装軌装甲牽引車にいたってはわずか15%しか残っていない。歩兵用車両全体では44%減少している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02cfbd2af61203d79eda4...
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010 2024/08/29(木) 22:16:01 ID:5NR6JzCPhE
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