ロシアで戦死者英雄視の動き広がる　ウクライナ侵攻で兵士不足

001 2024/12/01(日) 22:24:21 ID:Sd5DlCEvGo

ウクライナ侵攻によるロシア軍の死者数は増え続け、8万人を超えたと報じられました。こうした中、ロシア国内では戦死者を英雄視する動きが広がっています。現地からの報告です。

平山晃一記者（NNNウリヤノフスク）
「こちらには、ウクライナ軍が兵士や武器を運搬していたという日本車も展示されています」

ロシア各地で開かれているこの展示会は、国民の戦意を高める狙いがあり、この日も多くの地元住民が集まっていました。

敷地内には軍への入隊を案内するブースもあり、話に聞き入る人の姿もありました。

入隊初年の年収は500万円弱で、この地域では異例の高給です。

高額の報酬のワケは、犠牲をいとわない戦闘で、兵士不足が深刻化しているため。死者数は8万人を上回ったと報じられています。

こうした中、街の中心部には、戦死したロシア兵の写真が掲げられていました。

さらに今年10月から遺族のグループが遺品の展示を始めるなど、戦死者を英雄視する動きが広がっています。

息子が戦死した女性
「国は英雄をたたえ、若い世代は身近な英雄を知るべきです」

プーチン政権は、戦死者数を公にしていませんが、英雄視の徹底や遺族への補償を充実させ、国内の不満を抑え込んでいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/04c6172a3a403e1f52ef4...