観光客が残した硬貨で、アイルランドの世界遺産の損傷がすすむ


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001 2025/06/03(火) 03:50:55 ID:F/387EHCtA
北アイルランドにあるジャイアンツ・コーズウェーは、約6000万年前に火山の噴火、浸食、氷河の移動、そして海面
上昇など、さまざまな自然現象が重なった結果、長い年月をかけて誕生した世界遺産です。約8kmの海岸沿いに4万本
以上の六角形の玄武岩の石柱が並んでいる独特な風景が有名です。

今日では、世界的な観光地となっていて、毎年何十万人もの観光客が訪れていますが、その影響は決して良いものば
かりではありません。

硬貨が世界遺産を壊す?
最近の発表によると、自然保護団体ナショナル・トラストは、観光客に対して、玄武岩の柱の隙間に硬貨を差し込む
のをやめるよう呼びかけています。イギリス地質調査所の報告によると、差し込まれた硬貨は腐食しジャイアンツ・
コーズウェーの岩に物理的な損傷を与え、自然の浸食プロセスを加速させてしまっているとのことです。

すごい数の南京錠が取り付けられたパリの橋や、毎年多くの硬貨が投げ込まれたりするローマのトレヴィの泉など、
有名な観光地に何かを残したがる観光客はたくさんいます。
2022年、トレヴィの泉から約152万ドル(約2億円以
上)をかけてカトリック系慈善団体カリタスが硬貨を回収しています。ジャイアンツ・コーズウェーの硬貨を除去す
るには、ナショナル・トラストは4万ドル(約600万円以上)もの費用をかけなければならないとのこと。

硬貨を差し込むのはやめよう
訪れた記念に何かを残したいという気持ちは理解できますが、硬貨はこの自然遺産を傷つけています。私たちは、そ
うした行為をやめて、痕跡を残さないということをお願いしています。未来の世代にもこの特別な景観を残していく
ためです。

と、ジャイアンツ・コーズウェーのナショナル・トラスト自然保全担当官、クリフ・ヘンリー氏は声明の中で述べて
います。

さらにヘンリー氏は

硬貨は錆びて、元の厚さの3倍にも膨張し、その結果周囲の岩に大きな圧力がかかって崩れ始めています。さらに、銅、
ニッケル、鉄の酸化物による液体のシミが石についてしまっています。

と状況を説明しています。
続く→https://news.yahoo.co.jp/articles/81c54dcd934756a8d326e...

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008 2025/06/04(水) 01:34:57 ID:dTL3j1WBno
外国人観光客を呼び込むための見世物にしているのだから自業自得と言わざるをえない

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