トランプ氏、メンフィスで法執行強化　次はシカゴと表明

[ワシントン １５日 ロイター] - トランプ米大統領は１５日、都市部での暴力への対応に必要だとする広範な取り組みの一環として、首都ワシントンで最近実施した連邦法執行官の増強をモデルにした「メンフィス安全対策本部（タスクフォース）」を設置した。
トランプ氏は、次はシカゴで同様の措置を取る計画だと述べた。
この取り組みでは、連邦捜査局（ＦＢＩ）、移民・税関捜査局（ＩＣＥ）、国土安全保障省、連邦保安官を含む連邦政府機関の幅広い連合が、州兵や地元の法執行官とともに展開される。トランプ氏はボンディ司法長官がこの作戦を指揮すると述べた。
トランプ氏は「メンフィスは全米で暴力犯罪率と財産犯罪率が最も高く、殺人率も３番目に高い」と語った。
メンフィス市の広報担当者はコメント要請にすぐに応じなかった。
首都ワシントンとメンフィスに連邦法執行機関と州兵を派遣するというトランプ氏の決定は、公共の安全対策というよりはむしろ政治劇だとして、民主党指導者や公民権擁護団体から厳しい批判を浴びている。
https://jp.reuters.com/world/security/K57QZRCUWNP2DJY...

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しかるにトランプは2014年、こう語っているのですよ。「アメリカの問題を解決する方法がわかるか？ 経済が崩壊し、地獄さながらになって、すべてがメチャクチャになればいいんだ。そうすれば暴動が起きる。こうしてわれわれは、国が偉大だった頃の状態に戻るのさ」（英「インディペンデント」紙、2020年6月2日付配信記事）

今の社会の正当性を否定すれば、古き良き時代に戻れる！生きる気力をなくすほど絶望した貧しい白人に、この言葉がどう響くか。わが意を得たりと、喝采したくなって当然でしょう。彼らの生活は、現に崩壊してメチャクチャになっているのです。

アメリカの政治コメンテーター、タッカー・カールソンはこう喝破します。「幸せな国がドナルド・トランプを大統領に選んだりするものか。そんなことをするのは絶望した国だけだ」国の正当性が破綻をきたし、絶望した人々が大勢いるからこそ支持される。むろんそれは、アメリカが機能不全の瀬戸際にあることの表れ。きたる大統領選挙の結果がどうなろうと、この点は変わりません。
https://toyokeizai.net/articles/-/789567?page=...

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