●「来週の備蓄米入札は中止 ゼロベースで随意契約の検討」
みずからの発言の責任を取って辞任した江藤前大臣の後任として新たに就任した小泉農林水産大臣は21日夜、農林水産省で就任会見に臨みました。
この中で小泉大臣は、石破総理大臣から随意契約を活用した備蓄米の売り渡しを検討するよう指示を受けたことを明らかにしたうえで「来週予定していた備蓄米の入札をいったん中止し、随意契約のもとでどのような条件で売り渡しができるかなど具体的な対応策を早急に整理するよう事務方に指示を出した」と述べました。
さらに「新たに始める随意契約の中で明確に価格を下げていきたい。いまゼロベースで新たな制度を考えるように指示を出していて、仮に需要があった場合は無制限に出すことも含めて今までとは違う大胆な手が必要だと思っている」と述べ、コメの値下がりを実現するため、備蓄米の放出についてあらゆる観点から見直しを検討していく考えを示しました。
また随意契約の相手方としてどのような業者を想定しているか問われたのに対し「幅広く募りたい。スーパーや外食業者も含めて随意契約によって幅広く現場に届けていくため調整している」と述べました。
政府はこれまで備蓄米の放出にあたっては高い価格を提示した業者に売り渡す「競争入札」で行ってきましたが、コメの価格の高止まりにつながっているのではないかと見直しを求める声が上がっていて、随意契約への変更でコメの値下がりにつながるのか注目されます。
●「まずはコメの価格を下げる」
小泉農林水産大臣は就任会見で現在のコメの価格水準について「およそ1年前と比べて2倍ほどに上がっている地域がある。この1年間で物価高を感じている方は非常に多くいるが、1年間でおよそ2倍に上がる商品はほかにあまりない」と述べました。
石破総理大臣が党首討論の中で「コメは3000円台でなくてはならず、1日でも早く、その価格を実現する」と述べたことについては「あまりに高い、異常な高騰を食い止めたい、安心してもらいたいという思いの中で3000円台という形で触れたと思う。ただ、去年の価格と比べると仮に3000円台でも高いと思われる地域があると思う」と述べました。
そのうえで「大事なのは今の水準からどのくらい下がったかではなくこの急激なコメの高騰の前はいくらだったかを忘れないことだ。…以下ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250521/k1001481176... 【これまで】
政府が11000円で買い付けた備蓄米を
入札で農協(集荷業者)が「22000円」につり上げて買占める仕組み
●結果→備蓄米を放出しても農協が高値で買占め、しかも流通させず、コメの価格はさらに高騰↑↑
【これから】
政府が11000円で買い付けた備蓄米を
農協を介さず、例えば「11000円」で卸業者などに直接払い下げる仕組み
●予想される結果→去年とほぼ同じ価格の米がスーパーに出回るようになり、ようやくコメの価格が下落↓↓
進め!進次郎!
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