
サトシナカモト=金子勇説はほぼ間違いない。
ちょっと長いが時系列で説明すればわかると思うので説明する。
理由①
ビットコインは、ブロックチェーンの上に成り立つデジタル通貨。
ブロックチェーンとは、数珠つなぎの台帳のこと。誰がいつどんだけの金を動かしたか?という履歴を一つのブロックに複数記載する。
その記載を間違いなく完璧に不備も改ざんもなく成立させるためには、不特定多数の人間が全く同じ台帳を持つため、誰か一人が改ざんを行ってもそれを他の台帳を持つ人間たちによって
すぐに特定され改ざんはできない。改ざんを行うにはその台帳の51%を持つ必要(51%攻撃)があるが、現実的には51%攻撃は100%不可能である。
このブロックチェーンの仕組みは不特定多数の誰かによってなされると書いたが、その一つのブロックを最初に生成した人への報酬としてビットコインが与えられる。
これをマイニングと呼ぶ。報酬は4年に1度半減する。
さて、この不特定多数が一つの台帳ファイルを共有することがまず大前提であり、この考えを生み出したのが47氏こと金子勇の作ったwinnyである。
winny以前、winMXというファイル共有ソフトがあった。これはp2pと呼ばれるサーバーを介さずに直接誰かと誰かのPCの間でファイルの共有が可能というもの。
関西助交などのエロ動画を落とす場合、MX利用している誰かのファイルをもらいます。ということ。当時の一般的なPCでは600Mのファイルを落とすのは8時間以上はかかった。
しかし、MXには最大の弱点があった。それは、8時間かけて99%までダウンロードしたところで、接続を切られるという事。8時間無駄でしたねwざまあwみたいなやつが横行していた。
MXはチャット機能があったため、一言挨拶するのは当然だったが、挨拶せずにダウンロードしようとすると、その瞬間に接続を切られることもあった。
これは実際の利用者でないとわからないだろう。
winnyはそこを改善するために生み出された。
その手法は、とあるファイルを持つ人が複数人いた場合誰がどのファイルを持っているか?を徳的出来ないように暗号化し、ダウンロードされているかもわからない。
仮に誰かがその日PCを落として寝ると、MXの場合はそこで切断されるが、winnyでは他のファイルを持つ誰かから続きをダウンロードできたため、完全なダウンロードが可能になった。
この神がかり的暗号化p2pこそが、完全な非中央集権的ファイル共有ソフトの最高峰樽と呼ばれる理由であり、そのままブロックチェーンの仕組みに利用された。
winny登場後、それを模倣したファイル共有ソフトが世界中で乱立したが、そもそものwinnyを作るには相当暗号化技術に詳しいプログラマーでないと無理。
つづく
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