英、攻撃型原潜を最大12隻建造へ ロシアにらみ「戦闘準備態勢」入り


▼ページ最下部
001 2025/06/05(木) 00:06:37 ID:1z3vA/TH7A
英国は今後、新たな攻撃型原潜を建造し、核弾頭に投資して、「戦闘準備態勢」に入る方針を示している。スターマー首相が2日、スコットランドでの演説で明らかにした。

スターマー氏が示した計画によると、米豪との安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の一環として原潜を「最大」12隻建造し、2030年代末以降は現行の7隻と入れ替える。

また核弾頭に150億ポンド(2兆9000億円)を投資し、核抑止態勢の「歴史的刷新」を図る方針だ。

この日、演説の直後に発表された英国の「戦略的防衛見直し(SDR)」には、ロシアの侵攻を受けたウクライナの経験に基づき、自律化技術や人工知能(AI)の活用強化へ「ただちに」かじを取る方針が明記された。

スターマー氏は2日、「先進的な軍を持つ国家からの脅威に直接さらされた時、最も効果的な抑止の方法は準備態勢をとること。率直に言えば、こちらには力による和平実現の用意があると、相手に示すことだ」と述べた。

ただし、国防費増額の目標に向けた具体的なスケジュールは示そうとしなかった。この目標は「経済状況が許せば、次期議会の任期が終わる34年までに国防費の国内総生産(GDP)比を3%に引き上げる」という内容で、同氏が今年初めに打ち出していた。

スターマー氏はまた、新たな軍備の財源も明示しなかった。同氏はこれまでに、対外援助の予算を削減して国防予算の増額に充てると表明していた。2日の演説でも同様の動きに出る可能性を否定しなかった。

144ページに及ぶSDRの文書によれば、将来の部隊編成は有人車両がわずか2割で、残り8割のうち半分はドローン(無人機)のように再利用可能な装備、もう半分がロケットや攻撃型ドローンのような使い捨ての装備となる。

英海軍は「より強力ながら、より低予算でむだのない」艦隊を目指し、2隻の空母は英国だけでなく、欧州全体の航空機やドローンの基地に使われるという。

そして北大西洋の海の中では、無人潜水艇やセンサーがロシア軍の動きを監視する。

だが英シンクタンク、王立国際問題研究所のアナリスト、マリオン・メスマー氏によると、こうした戦力の一部は10年にもわたる投資、開発を必要とする。

一部の欧州諸国の予想によれば、ロシアはウクライナでの戦争終結後、6カ月から2~3年のうちに欧州との国境を脅かす態勢に入る可能性がある。10年はそれをはるかに超える年月だ。

とはいえ、SDRが示すように英国が核戦力への投資を強化し、欧州の抑止態勢に組み込まれる可能性も出てくれば、ロシアは神経を逆なでされることだろう。

以下ソース
https://www.cnn.co.jp/world/35233834.htm...

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:3 KB 有効レス数:1 削除レス数:0





ニュース速報掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:英、攻撃型原潜を最大12隻建造へ ロシアにらみ「戦闘準備態勢」入り

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)