サハリン　軌間がロシア式に変換　日本式の標準から完全脱皮

サハリン島の州都ユジノサハリンスクで、新たな軌間（ゲージ）で作りなおされた線路の開通 式が盛大に行われた。
これをもってサハリンにおける線路は最終的に、かつてこの島に残されていた、狭い日本式の基準からロシア式へと変えられた。

南サハリンが日本施政下であった時代（日露戦争後から第二次世界大戦終了まで）に敷設された鉄道の軌間は1067mm（三六軌間）であった。一方、ロシアの軌間は日本より広い1520mmだ。

ロシア基準への変換　島には利益鉄道
サハリン州のヴァレリー・リマレンコ知事臨時代行は、ロシア標準の軌間への変換とロシア鉄道RAZ形気動車の導入で、地域には経済効果があると期待感を表している。
今まではロシア本土からサハリンへフェリー輸送される鉄道車両は、連結器付きで運ばれてきたが、ロシア基準の軌間への変換が終了したことで、日本式に対応するための台車は取り付けが不要になる
列車の走行速度にも変化が現れる。これによりサハリンで運行する旅客列車は最高時速は120キロメートルに、貨物列車は90キロメートルまでスピードアップできる。
以下略
https://jp.sputniknews.com/russia/201909036636068...

https://www.youtube.com/watch?v=ydqCslwtthk

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