韓国から衛星技術伝授されたUAE、世界で5番目に火星探査機打ち上げ

年前、韓国に衛星を注文して打ち上げたアラブ首長国連邦（UAE）が20日、米国と共同開発した火星探査機「アマル（アラビア語で希望・HOPE）」を日本の発射体を使って打ち上げた。 探査船が建国50周年（来年12月）に合わせて来年2月に火星軌道に無事到着すれば、米国、ソ連（ロシア）、欧州、インドに続き世界5番目の火星探査国となる。

UAEの火星探査機「HOPE」は20日午前6時58分、日本南西部の鹿児島県種子島宇宙センターで三菱重工業のH2Aロケットに乗せられ打ち上げられた。 普通、宇宙発射体のない国が宇宙探査船を打ち上げる際、欧州のArianespaceや米国のスペースXを多く利用しているのに対し、UAEは特に日本の発射体を主に利用し、日本との宇宙協力を念頭に置いたのではないかという分析も出ている。

UAEは、長い間火星宇宙船に参加した経験がある米コロラド大学ボールダー・キャンパス大気宇宙物理学研究所（LASP）の主導の下、アリゾナ州立大学、カリフォルニア大学バークレー・キャンパスと協力してHOPEを製作した。 HOPEは高画質カメラと赤外線分光器で下層大気のほこり・湿気・オゾンを、紫外線分光器で上層大気の一酸化炭素・水素・酸素濃度をそれぞれ測定する。 現在、火星軌道を回る6台の探査船が極地軌道中心に回っているのに対し、HOPEは傾斜軌道を回りながら火星全体を見る。 これを通じて火星年間の気候図を完成することにし、観測資料も公開する予定だ。
http://enjoy-japan-korea.com/archives/6471164.htm...

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