最高レベルの子育て政策も無駄? 急減するフィンランドの出生率
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001 2020/10/01(木) 22:20:41 ID:qNT2IMn96s
厚生労働省が発表した人口動態統計によれば、2019年1月から7月の日本の出生数は前年同期比5.9%減の51万8590人で、今年の出生数は90万人割れする可能性が高く、予想していたよりも、少子化のスピードが加速している。
同じように出生率の急激な低下に頭を悩ませている国がある。北欧のフィンランドだ。国連の幸福度ランキングで2年連続トップを維持している国だが、これまでも高福祉の国として子育て政策には力を入れてきた。しかし、2002年から2010年まで順調に伸ばしていた出生数も、その後、急減している。
フィンランドの大手メディア、ヘルシンギン・サノマットは「少子化が進みすぎて、近々人間の出生数よりも子犬の出生数が上回るだろう」と予測している。
アンティ・カウッピネン教授は、ヘルシンキ大学で政治哲学を専門としている。福祉の充実したフィンランドでなぜ少子化が起きているのか、話を聞いた。
「フィンランドでは、個人主義を重んじる傾向があり、多くの人が出産するかしないかを選択できるようになったことで、子供を持つことよりも個人としての幸せを追求する人が増えたのではないかと考えられます。女性も『母親』以外の選択肢をとる人が増えています。自分の人生を子供に左右されたくないと考える人が増えているのでしょう」
フィンランドは男女平等格差指数ランキングでも常に上位をキープしている。今年6月に発足した内閣は19人中11人が女性で、初めて男性閣僚の数を上回った。しかし、同じくヘルシンキ大学のマルユット・ユルキネン教授によれば、「男女格差の課題はまだまだ存在する」という。そして、「その格差が出生率の低下に影響を与えているのではないか」と指摘する。
少子化の最後の理由として指摘されたのは、「見えない将来への不安」だ。比較社会政策を専門とするヘルシンキ大学のヨハンネス・カナネン准教授は、「短期的な雇用形態が将来の計画を立てにくくしている」と警告する。
https://forbesjapan.com/articles/detail/30270/1/1/...
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023 2020/10/18(日) 11:26:46 ID:SKSlS9UQGE
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