ロシアとの予見可能で安定した関係を目指している

アメリカのブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相がアイスランドで初めて対面で会談しました。

　「我々はロシアとの予見可能で安定した関係を目指している。それは米国民にとってもロシア国民にとっても世界にとっても良いことだと考えている」（アメリカ ブリンケン国務長官）

　アメリカのブリンケン国務長官は会談の冒頭でこのように述べたうえで、「我々に違いがあることは隠すものではないが、利益が重なる多くの分野がある。米ロの指導者が協力できれば世界はより安全な場所になる」と語り、前向きな話し合いを呼びかけました。これに対し、ロシアのラブロフ外相は「我々の国際情勢への評価や解決に向けたアプローチは大きく異なる」と指摘しつつも「例外なく全ての問題について議論する用意がある」と述べました。

　アメリカは、これまでロシアによるサイバー攻撃や選挙への干渉を批判して制裁措置をとる一方、来月中旬にバイデン大統領がヨーロッパを訪問する際、プーチン大統領との対面での首脳会談を開催することを摸索していて、外相同士の会談の中で調整が行われたものとみられます。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4272626.htm...

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