永世中立スイスがNATO接近、ウクライナ危機で揺らぐ国是
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001 2022/05/17(火) 19:33:05 ID:rAJfHIoiaE
[ベルン 15日 ロイター] - スイスの代名詞となっている永世中立という外交政策が、過去数十年間で最大の試練に直面している。ロシアのウクライナ侵攻を受け、スイス国防省が北大西洋条約機構(NATO)との距離を縮めようとしているからだ。
国防省の安全保障政策責任者、パエルビ・プッリ氏はロイターのインタビューで、NATO加盟国との合同軍事演習や武器弾薬の「補充」などを含め、スイスが今後採択すべき安保政策に関する選択肢を提示する報告書を策定しているところだと語った。こうした議論が行われていることは、今回のインタビューで初めて明らかになった。
プッリ氏は「最終的には中立の解釈方法に変化が生じる可能性がある」と発言。スイスのメディアによると、アムヘルト国防相も今週の米ワシントン訪問に際して、スイスはNATOに加盟しないが、より緊密な関係を築いていくべきだとの考えを明らかにした。
スイスは中立を貫くことで、第1次世界大戦と第2次世界大戦に巻き込まれずに済んだ。しかし、中立政策はそれ自体が目的ではなく、スイスの安全保障強化が狙いだとプッリ氏は主張。スイス、NATO両軍司令部や政治家間のハイレベル定期会合開催も選択肢の1つだと付け加えた。
中立政策の支持者らは、この方針のおかげでスイスは平和的な繁栄を享受し、東西冷戦下などで国際紛争の仲介者という特別な役割を果たすことができたと唱えている。NATOとの連携に大きく踏み出せば、こうした慎重に育んできた外交政策と一線を画することになる。
折しも同じく中立政策を掲げてきたフィンランドとスウェーデンは、NATO加盟に乗り出そうとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/064916dc0ad87d80f9d2c...
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002 2022/05/17(火) 21:20:44 ID:aPgz4ktBWM
003 2022/05/17(火) 21:47:49 ID:NNiVmHiZr6
004 2022/05/18(水) 00:43:40 ID:gIE8xt.8aQ
005 2022/05/18(水) 02:22:16 ID:Z.n1O2mD72
元々、EUでは無いがシェンゲン条約には加盟してるからな。
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006 2022/05/18(水) 04:56:27 ID:CeDvJD8kdw
>しかし、中立政策はそれ自体が目的ではなく、スイスの安全保障強化が狙いだとプッリ氏は主張。
スイスは第二次世界大戦を「重武装中立政策」で乗り切った過去がある
◆某氏のツイート
冬戦争の時、フィンランドはソ連軍よりも脆弱で少数な兵力しかなかったのですが、それでもソ連軍からの侵略から独立を保つことが出来ました。重要なのは、相手を完全屈服させる力ではなく、相手に侵略させる気を無くさせるだけの軍事力です。それが安全保障の根幹ですな。
もっと言えば、スイスはナチの圧力に何度か屈しそうになりましたが、アンリ・ギザン将軍の指導の下で、ハリネズミとも言うべき国防体制と焦土戦も辞さない覚悟で挑んだ結果、独立を維持出来ました。
◆某氏のツイート
個別的自衛権の帰結がこれ(画像)、民間防衛ですな。最期は敵に国の財産を与えるくらいなら全部破壊すべしみたいな感じらしいですね。違ったらごめんなさい。
◆某氏のツイート
読んだのは学生時代。「スイス政府は、絶対に降伏しない。もし放送局が『スイス政府が降伏した』と放送したら、それは放送局が外国の軍隊に占拠されたということだ」とか「散発的で衝動的な抵抗をしてはならない。時を待て。一斉に蜂起するのだ」とか、いろいろ書いてあった。
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