ゴイアニア州イニューマス市で6日、妊娠していることに気づいていなかった女性がトイレで双子の女児を出産したと
10日付G1サイトなどが伝えた。
母親のエリカ・サントスさんは、陣痛が始まった時、ただの腹痛だと思ったという。外出するためにシャワーを浴びて
いる最中に下痢のような強い痛みを感じ、排便しようとトイレに座ったところ、背中にも強い痛みが走ったという。痛み
がますます強くなるのに気づいたエリカさんは5歳の息子を呼び、携帯電話を持ってこさせると夫に助けを求めた。夫
が帰宅してすぐに破水し、女児が生まれたため、すぐ消防に電話した。
その後も痛みが止まず、「消防隊が到着するまでトイレに座り続けた。すると何かが便器に落ち、後に痛みが治まった。
その時はてっきり、胎盤が剥がれ落ちたと思った」と彼女は話す。
だが、ストレッチャーに横たわるために立ち上がった瞬間に胎盤が床に落ちるのを見て不審に思い、便器の中を覗いた
ら、そこには別の乳児がいたとのこと。「まだ信じられない。これまで何も異変を感じたことがなかった。沈黙の妊娠
(クリプティック・プレグナンシー)だと医師は言った」と彼女は語った。
エリカさんと女児の一人は退院し、自宅に戻ったが、もう一人の女児は体重を増やすため、20日間程度入院する必要が
あるという。エリカさんは「未熟児で生まれたので、退院するにはあと800グラム増やす必要がある」と説明している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae4fba976c918cbb3ba5...
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