ロシア軍が寄付を受けたドローン操縦用ゴーグルの中から爆弾が発見された。昨年9月にレバノンのヒズボラが受けたポ
ケベル爆発テロ攻撃と似た事例という評価だ。
10日(現地時間)のロシア国営タス通信など現地メディアによると、最近ロシアが統制するウクライナ地域統合調整協
議会の共同議長ウラジーミル・ロゴフ氏は「人道主義的援助を装って寄付された中国スカイゾーン社が開発したコブラモ
デルX v4 FPVゴーグルから爆発物が発見されたと、軍関係者から情報を受けた」と伝えた。
このゴーグルはドローンを制御する時に使用する特殊メガネで、ドローンから転送される映像を高解像度LCD画面で見
せる。ロゴフ氏はこうした事例の報告が軍関係者から数件あったと明らかにした。
ロシア軍電子戦装備開発供給会社「JSCNPP」のイゴール・ポタポフ代表も7日、爆発物が設置されたゴーグルにつ
いて警告し、「このゴーグルをロマンという男が人道主義ラインを通じて渡したが、ゴーグルの電源を入れると爆発する」
と伝えた。
寄付されたゴーグルの箱を開けた時、すべての製品に10-15グラムのプラスチック爆発物が装着されていた。爆発し
ていれば着用者は死亡し、周囲の人も負傷したとみられる。
SNSで公開された写真によると、爆発物はゴーグルの冷却ファン近くのケースの下に設置されている。約15グラムの
プラスチック爆発物が使用者のこめかみ付近に位置するよう設計されている。
ポタポプ代表は「ある後援者が助けようという熱望を持って現れる時、それはもちろん立派なことだが、常に点検する必
要がある」と話した。
このゴーグルがどの連隊や旅団で発見されたのか、人命被害があったかどうかは伝えられていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c99fb57ae9413b3c72cad...
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