トランプ元大統領(現大統領)の麻薬に関する公約・政策は、
主に合成麻薬フェンタニルの取り締まり強化と大麻の規制緩和(医療目的)という二つの方向性で特徴づけられます。
フェンタニル対策(規制強化)
トランプ氏は、フェンタニルが米国内で深刻な社会問題となっていることを受け、
その取り締まりに非常に強硬な姿勢を示しています。
「大量破壊兵器」指定: フェンタニルを「大量破壊兵器」に指定する大統領令に署名しました。
これにより、連邦当局の取り締まり権限が大幅に強化される可能性があります。
軍事措置の検討: 麻薬密売組織によるフェンタニル密輸を阻止するため、
必要に応じて中南米諸国の麻薬組織に対し、地上での攻撃を含む軍事行動も辞さない構えを示しています。
ベネズエラへの圧力: ベネズエラ政府高官が麻薬密輸に関与していると非難し、
同国への圧力を強めています。
最近ではベネズエラ国内の麻薬関連施設への攻撃や、マドゥロ大統領の拘束を示唆する発言も行っています。
大麻政策(規制緩和)
一方で、大麻に関しては規制緩和の動きを見せています。
医療目的での規制緩和: 大麻の分類を、ヘロインなどと同じ最も規制の厳しい「スケジュールI」から、
より規制の緩い「スケジュールIII」へ変更するよう指示する大統領令に署名しました。
目的: この措置は、医療目的での大麻の使用・研究を促進することを主な狙いとしています。
総じて、トランプ氏の麻薬政策は、国民の健康と安全を脅かすフェンタニルなどの違法薬物に対しては断固たる強硬策をとり、医療応用の可能性がある大麻については柔軟な姿勢を示すという、二面性を持っています。
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