欧米の軍事専門家の間では、ロシアが西側の高度な半導体や工作機械へのアクセスを絶たれたことで、最先端兵器の自力生産能力を著しく制限され、「ハイテク軍事大国」としての長期的な地位はすでに失われたという見方が有力
https://www.geopoliticalmonitor.com/russias-irrecoverable-losses-i... 半導体を特定の国や地域(特に地政学的リスクの高いエリア)に依存することの安全保障上のリスク
サプライチェーンの武器化: 相手国から半導体の供給を止められ、自動車や家電、インフラ機器の製造がすべてストップする。
軍事優位性の喪失: 自国の防衛兵器(ミサイル、戦闘機、レーダーなど)に使われる半導体にハードウェア・トロイやバックドアが仕込まれる致命的リスク。
技術のブラックボックス化: 最先端の製造技術を握られると、自国で検証や安全性の担保ができなくなる。
現在、世界各国が巨額の補助金を投じて半導体の国内製造基盤を強化している。
日本: 経済安全保障推進法に基づき、台湾のTSMCを熊本に誘致したほか、最先端半導体の国産化を目指す ラピダスを国策として支援
米国: CHIPS・科学法(CHIPS Act)を成立させ、500億ドル以上の補助金を投入して、インテルやTSMC、サムスンなどの最先端工場を米国内に建設させている。
欧州: 欧州半導体法(EU Chips Act)により、域内の製造シェアを20%に引き上げる目標を掲げ、域内での生産体制を急ピッチで整えている。
中露: 独自の半導体サプライチェーンを築こうにも、半導体技術に秀でた友好国がないため、実現可能性は極めて厳しい。
西側との協調なしに最先端テクノロジーの恩恵を維持・発展させることは不可能である。
ハードウェア・トロイ(設計図にない不正な回路を、製造段階で極秘に仕込む技術)のやばさ
最新の半導体はナノメートル単位の微細な回路が何十億も集まっており、外観検査や通常の動作テストでは不正回路を見つけられない。
特定の電波を受信した際や、特定の計算が実行された時だけ起動するように設定されおり、普段は休眠しているため、出荷前の検査をすり抜ける。
有事の際に軍事兵器、通信インフラ、電力網などのシステムを一斉に停止させたり、機密情報を外部へ送信(データ漏洩)させたりすることが理論上可能である。
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