アゼルバイジャン軍がロシア平和維持部隊の管轄領域に侵入、部隊を攻撃


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001 2022/03/27(日) 21:28:40 ID:/6GUEcUKPc
アゼルバイジャン軍は隣国アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフでロシア軍が平和維持部隊を展開する領域に侵入して監視所を設置したほか、ナゴルノ・カラバフの部隊に対して無人爆撃機バイラクタルにより攻撃を実施した。アルメニア、アゼルバイジャン間の係争地で平和維持活動を展開するロシア軍の部隊が報告した。

アゼルバイジャン軍は3月24日から25日にかけてロシアの平和維持軍が管轄する領域に侵入し、監視場を設置した。これにより、ロシア、アゼルバイジャン、アルメニアが2020年11月9日に締結した停戦合意に違反した。また、アゼルバイジャン軍はナゴルノ・カラバフの部隊に対し、無人爆撃機バイラクタルで攻撃した。

国防省によると、ロシアの平和維持部隊は情勢の安定化に向けた措置を講じるほか、アゼルバイジャン側には部隊を撤退させるよう要請している。
https://jp.sputniknews.com/20220327/10464602.htm...

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004 2022/03/28(月) 03:58:07 ID:NIcmFSY/Mc
2021年4月バイデン米大統領は24日、第1次世界大戦中にオスマン帝国で起きたアルメニア人殺害を正式に「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定した。これに対し、同帝国の後継国家トルコが強く反発している。

オスマン帝国東部にはアルメニア人の他にクルド人なども居住しており、クルド人の反乱が起きていたが、アルメニア人による反乱は起きていなかった。こうした背景から、アルメニア人共同体は、「忠実なるミッレト」 と呼ばれていた。しかし、19世紀に入るとアルメニア人の中からカトリックへの改宗などを通じて西ヨーロッパ諸国の庇護を受け、特権を享受する者が現れ、ムスリム(イスラム教徒)住民との間に軋轢が生じ始め、また富裕層の間から西ヨーロッパとの交流を通じて民族主義に目覚める者が現れ始めた。一方、コーカサス戦争、チェルケス人虐殺などの結果、ムスリムのアナトリアへの集団移住が行われ、オスマン帝国が受け入れていた。これらカフカスから移民やバルカン戦争などによるバルカン移民のなかには、キリスト教徒に対して「復讐心」を抱く者が少なくなく、第一次世界大戦時に非正規部隊に登用され、アルメニア人虐殺においても主要な役割を演じることになった。
 1877年の露土戦争でロシア帝国は南カフカスとアルメニア人居住地帯の北東部を占領し、アルメニア系のイワン・ラザレフ (ラザリャン)中将にムスリムとアルメニア人の離間のための任務に当たらせた。アルメニア人人口を抱え込んだロシアは、オスマン帝国領内のアルメニア人を支援するようになり

ハミディイェは、オスマン帝国がアナトリア東部の治安維持のためにクルド人、トルコ人、トルクメン人、ヨリュク人などの遊牧民・半遊牧民を集めて結成した非正規の騎兵部隊。特に、ロシア領からオスマン領にかけてはアルメニア人が多く住み、アルメニア民族主義が燃え上がっていた。オスマン帝国は東部のアルメニア人らがロシアに味方することを危惧しており、ハミディイェはアルメニア人に対する牽制や警戒を行い、その弾圧に乗り出すこととなる。特に1894年から1896年にかけてはオスマン帝国とアルメニア人の間で暴力の応酬が起こり、ハミディイェは多数のアルメニア人を虐殺して西欧諸国からの非難を浴びた。

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