>>5 グラフも見てなけりゃ
肝心の「端境期」の意味も理解してないじゃん
「端境期」をザックリ説明するとこんな感じ
コメは年1回(※一部地域は除く)秋にしか穫れないから
例えば、「12か月分」の需要に対して「1か月分」コメが不足していると
新米が穫れる10月(端境期)から翌年の8月までの「11か月間」は普通にコメが流通してるけど
端境期までの最後の「1か月間」はコメが完全に無い状態になる
>実際去年から半年くらいみんな米食わずに過ごしてるんか?
コメの在庫が底をつくのは次の端境期「前」の1か月間とかだから
最初のうち(去年から半年くらい)なら食べるコメはあるんだよ
ただ、そのままのペースで消費すれば次の端境期を前にして在庫が尽きてしまうから
それを見越した品薄感から、端境期に向けて値が吊り上がっていくわけ
去年でいうと、8月8日の南海トラフもどき地震で買い溜め需要が発生したことで一気に値が吊り上がったが
グラフを見ての通り、値が吊り上がり始めたのは地震以降ではなく
実は地震以前の春頃からだった(みんなこのことを失念してる)
その頃から既に市場ではコメ不足の認識が顕在化していた
しかもこれは一時的な不作が原因ではなく(去年は平年並みよりちょっと豊作)
農協主導で続けられている減反(米価吊り上げのためにやっている)に端を発するコメ不足なので
減反のやりすぎで供給を需要が上回った場合(去年がそのターニングポイント)
備蓄米放出などの手を打たなければコメ不足は年を追うごとに深刻化する
去年の端境期は新米が獲れた端からどんどん出荷しまくったのでギリギリ食いつなげたが
市場ではもはやコメ不足は歴然たる事実になっていたので
新米が出回り始めても米の価格は下がることなく
それどころか新米を先食いしてしまったことでさらに不足感が高まり
「これじゃあ今年の端境期までなんて絶対にもたねぇよ」という絶対量的な不足の顕在化により
コメの価格は天井知らずで値が吊り上がっていった
元農水官僚の書いたこの記事が参考になる
https://cigs.canon/article/20250516_8881.htm...
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