>>25 陰謀が好きな人がこんなにいるのかと(笑)
>>22 物凄く掻い摘んで言うと
一番大きいのは「買戻し」なんだが
今回農協が96%を落札した理由は、農水省の「コントロールできる業者が好ましい」という思惑が
あったことは事実で、得体の知れない業者だと「翌年以降に放出分と同量を買い戻し」を履行できない
(バックレるかも知れない)から(農水省から見て)信用できる農協だったわけ。
しかし、既述の通り農協は今や全体の4割弱しかコメの扱い(集荷力)がない。
農協がコメを作ってるわけじゃないので「翌年以降に放出分と同量を買い戻し」は農協が卸した
2次卸にも「翌年の新米の供出」の協力を求めるわけ。
有体に言えば「備蓄米を買ったのだから来年の新米の買戻しにも協力してね」ということ。
これを2次卸が嫌がってるんだよ。来年に仕入れた新米は新米として売りたいから、備蓄米に
供出なんかしたくないから。だから、実質的にスーパーや小売店に卸している2次卸に行き渡らない。
ここまでは「誰のせい?」といえば、同量買戻しを義務付けていた国のせいね。
で、流石に問題になって買い戻し要件を柔軟に運用することになったけど、少なくとも今はまだ
「備蓄米は扱いたくないよ~だって来年に同じ量を供出することになるから」が続いているから
流通が進んでいない。備蓄米の仕入れを望んでいると言ってるのは小売店ね。
あとは、複合銘柄なので包装紙の印刷に、備蓄米を仕入れた2次卸業者は例外なくブレンド比率を
出すまでに最低でも1か月はかかると言い、すべての業者が仕入れた後のブレンド比率の調合を行うと
答えていて、その他にはトラック便がパンク状態であるとか、ま、一番大きいのは「買戻し」なんだけどね。
そういった複合要素で、実質的に出回るは5月の下旬と言われている。
が、先に触れた買い戻し要件の緩和によっては「今後の放出時」には状況は変わるかも知れないけどね。
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